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レトルト

  • レトルト食品パッケージとは?

    レトルト食品袋とは、レトルトパウチやレトルトパックとも呼ばれ、加圧加熱殺菌(レトルト殺菌)に対応した袋のことを指します。
    加熱温度に応じて、以下のように分類されます。
    – セミレトルト(115℃で30分)
    – レトルト(120℃で30分)
    – ハイレトルト(121℃以上で30分)

  • レトルトパッケージに必要な条件は?

    レトルト包装は下記の条件を満たす必要があります。
    ・耐熱性:調理過程で包装後の加熱殺菌が必要なため、熱に耐えうる性能が必要です。
    ・シール性能:シールとは包装後、開口部を熱などで密閉する処理のことです。
    レトルト殺菌や調理時の高温や、食品から出る水蒸気でも爆発しない強力なシール性能が求められます。
    ・ガスバリア性能:外の空気や水蒸気を通さない性能。
    特に長期保存が多いレトルト食品には重要な機能です。
    ・遮光性:自然光などによる変質を防ぐため、光をシャットアウトする性能も必要な内容物もございます。
    ・衝撃耐性(ピンホール耐性):輸送・保存時、中の食品の鋭利な部分で穴が開いてしまったり、シール部が破損してしまうことを防ぐ性能です。
    ・印刷適性:中の食品に関する印字ができること。
    レトルト食品は特に、温度変化や湯煎のお湯で印刷がにじんだり消えたりしないことも必須です。
    食品の形態や喫食時の利便性向上のため、電子レンジ加熱への耐性が加わることもあります。

  • 外箱も一緒に作成したいです。

    丸信ではレトルト包装の袋部分だけでなく、外箱も合わせてご提案することができます。
    形状も多数ご用意しており、世界的に認められたデザイン力を持つデザイナーによるデザイン提案も行っております。
    ぜひ下記特設ページ掲載のデザイン案もご覧ください。
    https://www.order-box.net/design/retort-food-box/

  • レトルトパッケージのデザインで気を付けるポイントは?

    レトルト包装のパッケージでは、以下の点に注意して検討を進めてください。
    ・電子レンジ対応可否:電子レンジ対応可否で透明袋かアルミパウチかが大きく二分され、デザインにも大きく影響します。
    ・透明・不透明のメリット・デメリットを理解する:レトルト食品は長期保存を前提とした場合が多く、特に災害用保存食になることもあります。
    透明の包装は食品がきれいに見えて店頭での販売促進効果は高いですが、保存性はアルミパウチより下がります。
    アルミパウチはパッケージの印刷や外箱がないと内容物の区別がつかなくなり、外箱等にも費用をかける必要が生じます。
    ・情報提供:消費者が選ぶ際に必要な情報が適切に表示されており、目に入りやすいかも重要です。
    ラベル表示での原材料・アレルゲン・調理方法などが該当します。

  • 底つき袋とは?

    袋にマチ(ガゼット)をつけて厚みのある内容物を入れやすくした袋です。特にレトルト包装の場合、
    ・中の食材が大きく、立体的な包装でないと内容物がつぶれてしまう場合
    ・電子レンジ対応包装で、加熱中に倒れて内容物が蒸気口をふさがないよう袋を自立させる
    ・自立するので、外箱がなくても店頭に陳列しやすくパッケージのコスト削減が図れる
    用途で底がついた包装が選ばれることが多いです。

  • レトルトパッケージでよくある形状・サイズは?

    レトルト包装は以下のものが多く見られます。
    ・アルミパウチ:一般的にPET(ポリエチレンテレフタレート)、ポリプロピレン、NY(ナイロン)などの間にアルミの層を挟む、アルミパウチ包装が多く見られます。
    アルミは遮光性やガスバリア性能、耐熱性、ピンホール耐性いずれも高く、食品の保存性を高めることができます。
    唯一の欠点は、電子レンジ加熱は不可となる点です。
    ・電子レンジ対応包装:PET(ポリエチレンテレフタレート)、ポリプロピレン、NY(ナイロン)など金属以外の素材で多層構造にしたパウチが該当します。
    金属層がないため電子レンジ加熱も可能となりますが、ガスバリア性能や遮光性に劣り、アルミパウチより消費期限が短くなる傾向があります。

  • 電子レンジ対応のレトルト包装はどのような特徴がありますか?

    電子レンジ対応のレトルト食品の包装には、以下の特徴があります。
    ・アルミパウチは使用できない:アルミパウチはナイロンなどの間にアルミの層が入るため、袋のままでの電子レンジ調理ができなくなります。
    そのため金属を使用しない包装である必要があります。
    ・耐熱性:特に内容物に油分が含まれている場合高温になりやすく、レトルト殺菌以上の耐熱性能が必要となる場合があります。
    ・蒸気の逃げ口がある構造:加熱中に生じた蒸気によるパッケージの破損を防ぐため、一定の圧力で開口するシール部をあえて作る場合があります。
    ・自立する構造:蒸気の逃げ口があっても、包装が倒れ液体が蒸気口をふさいでしまうとパッケージ破損の原因となります。
    内容物が蒸気口をふさがないよう、自立していて内容物がこぼれにくい構造であることも重要です。

  • パッケージのピンホール耐性とは?

    ピンホール性能は尖ったものによる突き刺し、屈曲、パッケージ同士の摩擦などにより袋に破損(ラミネート剥離等)が発生します。
    こうしたピンホール(針で刺したような小さな穴)がどれだけできにくいかを指します。
    レトルト食品の場合長期保存を前提とした食品も多く、かつ外箱がなく袋のまま販売される商品も多く見られます。
    輸送時や店頭販売時に衝撃や破損が起こりやすく、突き刺しにも耐える包装である必要性が高いといえます。

  • レトルトパッケージの耐熱性とは?

    耐熱性は一般的に、加熱調理にも耐えうるパッケージの性能のことを指しますが、レトルト食品パッケージにおいては調理過程に必須の、レトルト釜での殺菌に耐えうる性能のことも指します。
    特にハイレトルトでは121℃以上の高温調理が行われるため、耐熱性のある包装でないと包装が溶けたり破れたりします。こうした熱での破損に耐えうる性能を耐熱性と呼称します。

  • セミレトルト・レトルト・ハイレトルトそれぞれで最適なパッケージに違いはありますか?

    それぞれ加熱時間と温度が異なるため、それぞれの殺菌工程に対応した耐熱性能が必要となります。
    ・セミレトルト:105~115℃と比較的低温で殺菌を行いますが、加熱時間が長く、長時間の調理に耐えうる包装を選ぶ必要があります。
    ・ハイレトルト:121℃以上の高温で短時間調理が行われるため、特に温度への耐性が重要となります。
    いずれも素材だけでなく、シール性能(熱などで袋の開口部を閉じる処理と、シール後の圧力や熱への耐性)にも注意が必要です。

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