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緑茶・紅茶袋

✓高いガスバリア性で長期間の品質維持
✓優れたデザイン力で購買意欲を促進

目次

緑茶・紅茶袋とは
緑茶や紅茶は、風味を保つために適切な保管が必要です。
茶葉は空気中の酸素、高温、湿気によって風味が損なわれやすく、また、周囲の臭いを吸収しやすい特性があります。
したがって、保管場所や袋の選択には特に注意が必要です。

 

緑茶・紅茶を保管する上でのポイントや、袋を選択する上での注意点を押さえて、大切な茶葉を最適な状態で保管しましょう。

緑茶・紅茶袋の特長

緑茶・紅茶袋の特長①

緑茶・紅茶袋は、茶葉の劣化を防ぐために炭酸ガスや窒素ガス、酸素ガスを透過しにくい高いガスバリア性を持っています。

また、遮光性が高いことも特長です。食品は紫外線や酸素の影響で品質が低下することがあるため、これらを遮断することが食品の品質を維持するために重要です。

緑茶・紅茶袋の特長②

緑茶・紅茶袋には、茶葉の新鮮な香りを保つため、外部の臭いを吸収しない特長が求められます。特に、密閉性の高い素材を使用することで、外気や他の食品の臭いが茶葉に移るのを防ぎます。

また、袋の内側には特殊なコーティングが施されていることが多く、茶葉自体が持つ豊かな香りを逃がさないように設計されています。これにより、開封時には新鮮で芳醇な香りを楽しむことができます。

緑茶・紅茶袋の特長③

緑茶・紅茶は一度で使い切らず、少量ずつ使うことが一般的です。そのため、開封後も品質を保つための工夫として、チャック付き袋も多く採用事例があります。

チャック付きの緑茶・紅茶袋は、開封後も簡単に再封することができ、湿気や空気から調味料を守り、調味料の風味や香りを長期間保つことが可能となります。

緑茶・紅茶袋で重要な
ガスバリア性

緑茶・紅茶の茶葉は、湿気や酸素などに触れることで酸化し品質が低下してしまいます。
そのためガスバリア性のない一般的なポリ袋などは、密閉していても気体が透過するため、緑茶・紅茶の茶葉などの包装に使用しても品質を維持することができません。

そこで、湿気や酸素などの気体を通さないようにする、ガスバリア性のある包材を使用することが重要になります。

ガスバリア性フィルムについて、以下のような種類があります。

アルミ箔

アルミ箔は、最も優れたバリア性能を持つ材料の一つです。酸素、水蒸気、光、香りなどの透過をほぼ完全に防ぐことができ、食品の鮮度を長期間にわたり保つことができます。そのため、茶葉やドリップコーヒーなどの風味を保つために、アルミ箔を使用した袋がよく利用されています。

アルミ蒸着フィルム(アルミ蒸着PET)

アルミ箔と比較されることが多い素材として、アルミ蒸着フィルムがあります。アルミ蒸着フィルムは、アルミを高温で蒸発させ、フィルムの表面に付着させたものです。ガスバリア性能はアルミ箔に劣りますが、アルミの使用量が大幅に削減されているため、コストを抑えることができるのが魅力です。ただし、ガスバリア性能は劣るため、緑茶・紅茶袋に使用する場合、風味が落ちやすくなるため、早めに使いきることを推奨します。

Kコートフィルム(Kナイロン、KPET、KOP など)

Kコートフィルムとは、酸素バリア性(ガスバリア性)と水蒸気バリア性(防湿性)の機能を持つPVDC(ポリ塩化ビニリデン)をフィルムの片面にコーティングした透明なフィルムです。ガスバリア性、防湿性、保香性、透明性があることで、製品の外観を損なうことなく、長期間にわたって効果的な保護を提供します。乾燥食品のガス充填包装、脱酸素剤封入包装、防湿包装など幅広く使用されています。

緑茶・紅茶袋に必要な
脱酸素剤・乾燥剤

緑茶・紅茶袋にはガスバリア性のある包材を選ぶことが良いとされていますが、品質を保つために脱酸素剤・乾燥剤も使用することを推奨します。
脱酸素剤と乾燥剤は、食品の保存において異なる役割を果たします。脱酸素剤は酸素による劣化を防ぎ、乾燥剤は湿気による劣化を防ぎます。使用する際には、保存したい食品の特性や保存環境に応じて、適切な剤を選択することが重要です。

脱酸素剤

脱酸素剤の主成分は、鉄粉、無機材、塩分などです。鉄が錆びる際に酸素と結合する性質を利用し、密封した容器内の酸素を吸収します。これにより、酸化や腐敗など酸素による食品への悪影響を防ぎます。脱酸素剤は、空気中の酸素のみを吸収するため、食品の鮮度が保たれ、長期保存が可能となります。


乾燥剤

乾燥剤には、二酸化ケイ素を主成分とするシリカゲルと、酸化カルシウムを主原料とするドライカゲルがあります。シリカゲルは物理的に湿気を吸収し、ドライカゲルは化学反応により水分を吸収します。これにより、包材内の防湿環境を維持し、食品の品質を保つ役割を果たします。


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