焼き菓子とは?
はじめに、焼き菓子の特徴とともに、焼き菓子の種類を見ていきましょう。
焼き菓子とは?特徴を解説
焼き菓子とは、オーブンで焼いた菓子のことを指します。焼くことで素材の風味や香りを高められます。
私たちの身の回りには、日本はもちろん、フランスやイタリア、ドイツ、イギリスなど幅広い国発祥の焼き菓子があります。
焼き菓子は焼いて水分を飛ばすため、水分量が少なく、基本的に常温保存が可能です。そのため、スポンジケーキやシュークリームなどの生菓子に比べ、賞味期限が1ヶ月から数ヶ月など長く設定できるのが特徴です。
品質が損なわれにくく、日持ちするという点から、ギフトに向いています。
焼き菓子の主な種類
日本では、次のような焼き菓子がポピュラーです。
・クッキー
・マドレーヌ
・フィナンシェ
・マカロン
・フロランタン
・カヌレ
・ラングドシャ
・スコーン
・バウムクーヘン
・ラスク
・どら焼き
・カステラ
・ボーロ
これらの焼き菓子を開発し、パッケージを制作・選定する際には、それぞれの焼き菓子の特性に応じた素材や形状が求められます。
焼き菓子のパッケージのトレンド
まずは焼き菓子のパッケージのトレンドをチェックしておきましょう。
地域性
焼き菓子は旅行のお土産商品としてもよく生産されており、各地に銘菓が多く見られます。パッケージにこだわっていることも多く、地域の伝統的なデザインが反映されることもあります。また焼き菓子に地元食材を使用し、パッケージに食材のイラストや写真を掲載することもあります。
SNS映え
近年はSNSに投稿した際に人を惹きつけ、見映えがよくなるようなパッケージデザインも注目されています。ポップでカラフルなデザインや、インパクトがあるキャラクターやグラフィックを用いることで、特にSNSユーザーに多い若年層の興味関心を引くことができます。
焼き菓子のパッケージに必要な性能
焼き菓子のパッケージには必要な性能があります。主な3種の性能をご紹介します。
密封性・ガスバリア性
焼き菓子の品質を高めるために、酸素や湿気などをできるだけ防ぐことが大切です。そのためには高い密封性が求められます。また、酸素などのガス全般を通さないガスバリア性も品質保持のために重要です。
ガスバリア性の高いフィルムには、次のものがよく利用されています。
・透明蒸着:
透明性を保ちながら、ガスバリア性能を高めたい場合によく利用されます。PET(ポリエチレンテレフタレート)という素材に、酸化アルミニウムや酸化ケイ素などの無機物を薄く蒸着させて作ります。耐熱性や耐湿性にも優れたパッケージを制作できます。
・バリアOP・バリアNY:
バリア性能を高めたOP(Oriented Polypropylene/延伸ポリプロピレン)やNY(Nylon/ナイロン)素材を使用したフィルムです。OPやNYは透明性や強度などに優れているため、それらの特性を活かした包装が可能になります。
・アルミ蒸着:
アルミは高いバリア性能を持ち、酸素や水蒸気はもちろん、光や香りなどもほぼ透過しません。そのような性能の高さから、アルミを蒸着させたフィルムは焼き菓子はもちろんのこと、チョコレートやスナック菓子などの菓子類全般に利用されています。
実用性
焼き菓子は、複数個をまとめてパッケージングする場合には、一度に食べきれないこともあります。チャック付き加工を施せば、開封後もチャックを閉じて保存できるようになります。このような実用性を加えることで、より親しみのある焼き菓子商品となるでしょう。
透明性
焼き菓子は、中身の質感や美味しそうな見た目、形状や品質などを消費者の目に明確に触れさせることで、購買意欲の促進につながります。そのため、中身がよく見えるように、できるだけ透明な素材を使用することが大切です。またシワができるだけ寄りにくい、光沢があるなど、印象を良くする性能を持つ素材もおすすめです。
焼き菓子のパッケージで考慮したいデザインのポイント
次に、焼き菓子のパッケージデザインを行う際に押さえておきたいポイントをご紹介します。
価格とデザインの統一性
パッケージデザインは、基本的に価格とデザインを統一することが大切です。例えば比較的、高価なものであれば、高級感漂うパッケージにする、安価なものであれば、シンプルなパッケージにすることが必要です。
もし500円程度の商品に対して、必要以上に高級感のある装いのパッケージにしてしまうと、利用シーンにそぐわなくなります。500円以下の商品は、一般的に日常的に食するものか、手軽なプチギフトなどに適した商品となるでしょう。この場合はシンプルな袋を選び、装飾も限定的にするなどの工夫が必要です。
一方、5,000円以上の高価なギフト向け商品でありながら、簡易的すぎる包装では、利用シーンにふさわしくありません。エンボス加工や箔押し加工等を施した箱入りにするなど、重厚感を持たせる工夫が求められます。
個包装ごとのデザイン
個包装のデザインにも、こだわりを持つことが大切です。例えば、個包装のパッケージにロゴを配置し、開封時に目視できるようにすると、ブランドを印象付けられます。
ブランディング
特に贈答用の焼き菓子は、ブランディングが重要です。「この焼き菓子は、あのブランドの商品だ」とわかる仕様にすれば、贈る側も贈られる側も特別感を得られます。そのためには、ブランドコンセプトやストーリー、世界観を確立することから始めましょう。そこからブランドならではの要素を反映したデザイン設計を進めます。
販売シーンごとの設計
焼き菓子は販売チャネルが複数あることから、販売シーンごとに最適な設計を行うことで、売上につながりやすくなります。
例えば百貨店・量販店での販売シーンでは、ギフトにも日常にも対応できる設計にします。一方、バレンタインデーやクリスマスなどの季節催事の場合には、それぞれの季節に応じた特別感のあるパッケージが求められます。
EC販売ではSNS映えを意識することで、話題性を高めることができ、インターネット上で拡散しやすく、購買にもつながりやすくなるでしょう。
まとめ
焼き菓子のパッケージ制作や選定のポイントについて解説しました。トレンドを押さえたり、パッケージに必要な性能を備えたり、最適なデザイン設計を検討したりすることは有効です。
一方で、いざパッケージを制作・選定する際には、自社だけでは難しいこともあるでしょう。
お困りの際には丸信におまかせください。焼き菓子に最適なパッケージ形状・素材・デザインを全て、ワンストップで制作可能です。ぜひお気軽にご相談ください。
下記のページでは、焼き菓子袋の特徴や性能、具体的な適した素材などを詳しく解説しております。ぜひあわせてご覧ください。