顆粒とは?メリットを解説
まずは顆粒の基本から押さえておきましょう。また顆粒にするメリットもあわせてご紹介します。
顆粒とは
顆粒とは、粉末の粒子をある程度、まとめて粒子を大きく成形した形状を指します。食品や医薬品などに採用されています。
そのまま飲み込んだり、水に溶かしてドリンクにした状態で飲んだりする商品として開発されています。
加工は、「造粒(ぞうりゅう)」と呼ばれる方法で行います。タンク内に入れた粉末に風を送り、粉末を浮遊させながら湿度を高め、乾燥工程を加えることで粒を作っていきます。
顆粒のメリット
顆粒タイプは粉末タイプの欠点を補うことができます。粉末は粒子が細かすぎることで、人が飲み込んだときに喉に貼りついたり、気管に入ってしまったりして不都合が起きることがあります。顆粒にすることで、そのようなデメリットを防ぐことができ、飲み込みやすくなります。
また、粉末を少し大きくしただけであるため、液体に溶けやすく、消化や吸収が進みやすいのも特徴です。
顆粒タイプの商品例と特徴
顆粒タイプの商品例と特徴を見ていきましょう。
調味料(コンソメ・ブイヨンなど)
コンソメやブイヨン、だしの素などの調味料は、水やお湯などの液体に溶かして使用することから、水にサッと溶けやすい顆粒タイプが適しています。例えばコンソメの顆粒は、湯に規定量を入れるだけで溶かしてスープにしたり、料理の下味にすることができます。
ふりかけ
ふりかけは、卵や鶏そぼろ、かつおなどの食材を加工し、顆粒にしたものです。ご飯にふりかけるとご飯の熱などで溶け出し、美味しく食べることができます。近年は、バラエティに富んだ食材が使用されています。
お茶漬けの素
お茶漬けの素には、顆粒が使われています。一般的なお茶漬けの素には、調味された顆粒と共に、海苔やあられが使われています。ご飯の上に載せて熱湯を注ぐと顆粒が溶けて味や風味が足されます。
コーヒー・ココア
コーヒーやココアの顆粒は、お湯に溶かして飲むタイプのインスタント食品によく利用されています。
サプリメント
サプリメントの形状には、カプセル(ハード・ソフト)、錠剤、粉末、顆粒、ドリンクなどさまざまな種類があります。その中で、顆粒はサッと溶けやすい上に、甘味料や香料などを用いることも多く、飲みやすい特徴があります。粉末タイプと比べてむせにくいのも飲みやすい点といえます。粉末と比べると吸収しにくい、または吸収スピードが遅れることがあります。
顆粒タイプの商品パッケージに必要な条件
顆粒タイプの商品を製造し、販売するときには、パッケージが必要です。では、どのようなパッケージが向いているのでしょうか。まずは顆粒タイプの商品のパッケージに必要な条件を見ていきましょう。
気密性
気密性とは、密閉した状態で、空気が漏れ出さない性質です。外部からの空気や異物混入も防げます。顆粒タイプは高温多湿環境に弱く、食品が水分を含んでしまうと、風味が落ちてしまいます。また、湿気の多い環境下では顆粒がダマになってしまう恐れもあります。
例えば、顆粒タイプのだしの素商品を保管している最中に、パッケージの中でダマになって固まってしまった経験がある方もいるかもしれません。このような商品の場合、密閉して空気や湿気が入り込むのを防ぐ気密性の高いパッケージが求められます。
遮光性
遮光性とは、紫外線や赤外線などの中身を劣化させる光を遮る性質です。光を浴びると品質が劣化する商品については、遮光性が求められます。遮光性に優れたアルミ箔やアルミ蒸着を利用したパッケージがよく利用されます。
保存性
保存性とは、酸素や湿度、紫外線、微生物といった外部のさまざまな要因による劣化を防ぐ性能です。長期間、品質を保持するために、外部の要因を遮断したり、緩和したりするパッケージを用います。
使用便利性
顆粒タイプの商品は手軽に飲める特性があることから、使用便利性の高いパッケージにより、付加価値を持たせることができます。例えば、ジッパー付きのスタンディング袋であれば、開封後も再封できます。またスタンディング袋は立てて保管することができるので、視覚的にわかりやすく、手に取りやすいというメリットがあります。
商品別パッケージの種類
次に、顆粒タイプの商品別のパッケージの種類をご紹介します。
スタンディング袋
スタンディング袋とは、自立する構造を持つ包装袋です。商品の店舗への陳列が容易になり、店頭でも視認性を高めることができます。その結果、多くの顧客に手に取ってもらいやすくなります。調味料(コンソメ・ブイヨンなど)や、ふりかけ、コーヒー・ココア、サプリメントなど幅広い顆粒タイプの商品に使われています。
顆粒タイプの商品パッケージにする場合は、気密性や遮光性、保存性を高めるためにバリア機能の高い素材が必要です。そのため、機能性に優れたアルミパウチを用いた包材が使われます。
ピロー包装×フィルム・アルミ
ピロー包装とは、一枚のフィルムを、背中合わせにして筒状にしたものです。枕に似ている形状を持つことから名付けられました。包材の素材はフィルムやアルミが用いられます。
調味料(コンソメ・ブイヨンなど)、ふりかけ、お茶漬けの素、コーヒー・ココア、サプリメントなど広く採用されています。
特にサプリメントは品質保持のために遮光性やガスバリア性の高いアルミ袋や内容物によってはアルミ蒸着が用いられることが多いです。
瓶
コーヒー・ココアなどの顆粒タイプの商品は、瓶を利用することもあります。密閉性が高いため、外気や湿気、異物混入を防げることで、品質劣化を抑えられます。高級感を出すことができる一方で、フィルムやアルミを利用するよりもコストが高くなりやすくなります。
まとめ
顆粒タイプの商品は、基本的に湿気や光などに弱いことから、高いバリア機能を持つパッケージを選択する必要があります。顆粒タイプの商品を開発する際には、最適なパッケージを選びましょう。
しかし、初めての場合には、商品ごとに最適なパッケージの選定に困ることでしょう。
丸信であれば最適なパッケージ形状・素材・デザイン、全部ワンストップで制作可能です。ぜひお気軽にご相談ください。
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